目立つ人ほど裏の顔があるそれは孤独な素顔

今朝の食事

 ライバル会社の田中課長といえばとても目立つ存在として有名な方でした。
私も一度お目にかかりたいと思っていました。

先日同僚が昭和初期を思わせる寿司屋が神楽坂にありますよ。
ということで足を運んでみることにしました。
店の外観からまさしくそのとおりです。

カウンター席に着くと板さんの客を招き入れる掛け声も話し方も江戸っ子調で
雰囲気も自分好みの店でした。
そんな時です。
カウンターの右端に一人酒を楽しんでいるサラリーマンがいました。
寿司をつまむ、おちょこで酒を飲む。

この何とも言えない姿が絵になっているのです。

同僚との会話をしながら横目で見ながら、

そのしぐさの真似をするほどになっていました。

そして気付くとその方はもう勘定を済ませた後でした。

ここの大将にその存在を尋ねるも。

必ず一人で来て楽しんで帰っていくとのこと。

これだけの情報でした。

どうしても気になる人。

この日から2週間ほどが経過したころです。

日本橋の某商事の営業部を訪ねた際、あの寿司屋にいたあの方がいたのです。

この人があの田中課長だったのです。

あの時の顔と仕事に向き合っている顔をついつい比べていました。

ちがう、まったく違う。

目立つ人ほど孤独が好きだというのを聞いたことがありました。日頃のストレスをここで解消しながら今日の仕事の疲れを忘れ明日のエネルギーを蓄えている。

なぜか納得していました。


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