勝手な期待はいざこざの原因の元になります
同じ部署の、とても信頼している彼に
新プロジェクトの話を伝えました。
彼はこの内容を聞きながら深くうなずう姿を時折みせていましたので
「これは彼に任せて大丈夫だ」
期待を寄せていました。
そして10日が経過し、その仕事の進み具合を尋ねたところ、
「え!まったく何もしていませんよ」
と思いがけない言葉が返ってきたのです。
ここで驚いて、その理由を聞くと
「説明を聞くだけだと思っていましたので、
ただうなずいていました」
言葉にしない「うなずき」に込めたこちらの信頼と、
言葉で約束をしていない彼の正論。
「言わなくても伝わるはず」という甘えと、
「言葉にしなければ伝わらない」
というビジネスの現実が真っ向からぶつかり合い、
ここから二人の間で壮絶なバトルが幕を開けることになると
周りでは思っていたようですが、
これがまったく違う方向に進んでいきます。
「俺の説明不足で申し訳なかった。内容は分かっているかと思うが、
今からどうだろう。はじめてくれないだろうか」
すると彼は軽く会釈をし周りのスタッフに声をかけ、
この作業がはじまっていくのです。
そして、夕刻にはすべて完璧に完了していました。
もし、ここでバトルが始まっていたら、
恐らく、後々まで引きずっていたことでしょう。

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